スクラッチ宝くじ依存症がブルガリアで増加!?



スクラッチ宝くじ依存症がブルガリアで増加



ちびまる子ちゃん、ドラゴンボール、ワンピース…などなど、様々なキャラクターをテーマ&モチーフにした「スクラッチ」宝くじは、長年にわたリピートユーザー数が多い日本を代表する宝くじですが、じつは海外でも人気が高い形態の宝くじです。


とくに、東ヨーロッパのブルガリアではスクラッチ宝くじが非常に流行しており、ブルガリアの経済週刊誌「Capital」が調査した推計によると、人口700万人の自国民に対して、2017年度はじつに1億枚ものスクラッチくじが販売されたそうです。



じつはブルガリアは、オンラインカジノを中心にゲーミング文化がヨーロッパで最も盛んな「マルタ共和国」に次いで、ヨーロッパで第2位の賭博産業国と言われており、2018年4月に実施された Gallup社の世論調査でも、ブルガリア国民の半数以上(約57%)が何かしらのギャンブルを経験しているという結果が出ています。


また、ブルガリアでは宝くじ事業の税率が低く、さらに関連企業は利益の一部を慈善活動に寄付することが法律で義務化されていないため、宝くじが一般に認知される機会が多くなるそうです。



しかし、その積極的なセールスが要因の1つになっているからなのか、現在ブルガリア国内ではスクラッチ宝くじの依存症が増加しており、これに歯止めをかけようと、テレビCMで宝くじ関連の放送をすべて禁止にするほか、未成年に対する宝くじの購入を禁止するなど、厳しい規制を盛り込んだ改正案が国会で審議されているとのこと。


一方で、国としてはスクラッチ宝くじなどのギャンブルで国民から多くの税金を徴収できるというメリットがあったり、広告業界やサッカークラブのスポンサーとしても莫大な利益を与えてきたネットギャンブルに規制をかけることを拒む利権者がいたりと、一筋縄ではいかない状況に置かれており、今後の法整備の行方がどうなっていくのか気になるところです。



(参考文献:時事通信/AFPニュース)



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