カンヌカジノ&ニースカジノの特徴とコートダジュール文化
- 2016/04/18
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- カンヌカジノ, コートダジュールカジノ, ニースカジノ, フランスカジノ

★ カンヌ&ニースカジノの特徴
1. スロットマシーンが主流、バカラはなし
ヨーロッパのカジノ場は、もともと「貴族の社交場」で遊戯するエンターテインメントとして始まった歴史があり、主にルーレットを優雅に楽しむ場所として利用されてきました。
そのため、マカオやシンガポール、韓国、フィリピンのように、博打&運試しの極致ゲーム「バカラ」は設置されておらず、代わりにルーレットで「赤/黒」「奇数/偶数」「1-18/19-36」のいずれかにベットする賭け方が、バカラの代用になっているように思います。
( ※ ライブバカラ、ビデオバカラ(電子バカラ)もありません )
しかし近年、中国人を中心に観光客が増えた経緯も手伝い、フランスのカンヌやニースなど一大観光地のカジノ場では、ほぼスロットマシーン主体のアメリカ型カジノに様変わりしています。
また、ビデオスロット・ビデオルーレット・ビデオポーカー以外にも、マルチ電子ルーレット、ライブルーレットなど、近年世界中のカジノ場で導入が増えているマシーンが数多く設置されています。
2. VIPプログラムは充実していない
富裕層向けの「カジノVIPルーム」が盛んなマカオカジノ、シンガポールカジノ、韓国カジノ、ラスベガスカジノは、カジノIR施設をお得に利用できるコンプメンタリー(ポイント)特典・キャッシュバックサービスなどのプログラムが充実していますが、フランスのカジノにはこのような特典が導入されていません。
その理由の一つとして、カジノに依存しなくても観光立国としてやっていけるフランスでは、VIPルームの需要がそれほど高くないことが考えられます。
また、近年ヨーロッパでは「インターネットカジノ」というインターネット上でリアルマネーが賭けられるカジノゲームが流行しているため、今後はオンラインカジノゲームで収益を伸ばしていく国家戦略の方向性が考察されているのかもしれません。
★ コートダジュール地方の特徴・文化
1. 朝昼晩で温度差がある
コートダジュール地方は、季節によって朝・昼・晩で温度差を感じることがあります。
たとえば、10月のニースは夏~秋の気候で、昼間はTシャツや短パンでも気持ちよく過ごせますが、夜や翌日の早朝は寒さを感じることがあるといった具合です。
2. 石浜のビーチがある
コートダジュール地方はカンヌ・ニースを中心とする地中海に面する地区を指し、とくにビーチは一大観光名所になっていてプライベートビーチも各地に点在しています。
また、カンヌのビーチは一般的な普通の砂浜に近いものの、ニースのビーチは石浜で、オーストラリアのゴールドコースト(サーファーズパラダイス)のような細かい粒子の砂浜海岸と真逆になっています。




※ 上:カンヌのビーチ/下:ニースの石浜ビーチ
なお、西洋人は性格的に開放的だからか、ビーチでおっぱい丸出し状態のまま日光浴をする夫人たち(とくに年増女性)の姿を目の当たりにするかもしれません。
3. 料理の味が濃い
とくに現地の和食料理店では、日本食の味が濃くて塩分の摂りすぎを感じることがあります。
4. 鉄道券売機で紙幣が使いにくい
「SNCF鉄道」などに設置された券売機は、基本的にコイン通貨のみしか対応していません。
( ※ 一部紙幣が使える機械も設置 )


※ SNCF鉄道
そのため鉄道を利用する際は、余分なコイン通貨を持参しておくと良いと思います。
5. 英語が通じにくい
公用語がフランス語であるフランスでは、カジノの荷物係やレストラン店員などで英語が話せない人が多いです。
その点、スイスやドイツ、オーストリアなどヨーロッパ各国と同じ状況といえます。
英語が第2言語で、ファーストフード店員でも英語が話せる人が多い香港やシンガポール、フィリピンなどアジア諸国の方が、英語が通じやすいでしょう。
(写真:カジノ・バリ/カンヌ-南フランス)
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